コアラのマーチの裏に隠された真実

コアラのマーチの裏に隠された真実

小学生の頃スイミングスクールに通っていて、


長時間水に浸かり続けて練習した後に
エネルギーが枯れてほぼゼロになり
ヨロヨロになりながらも、


財布からなんとか小銭を捻りだし
手に入れたコアラのマーチを帰り道で食べるのが
本当に幸せな時間だったんですけど...
(我ながら安上がりな幸せ...笑)


コアラのマーチの発売は
今からちょうど40年前の1984年で、
コアラが日本に初めて来たのも1984年...


当時、10年前に日本に来たパンダが
大ブレイクしてすごい人気になっていたので、


「コアラも日本にやって来て
 大人気になるかもしれない...急ぐんだ!」と、
(偉い方がおっしゃったかどうかは分かりませんが...汗)


ロッテさんが人気者になるであろう
コアラの未来に全力を賭けて
現在全365種類もあるかわいいコアラの絵柄と
美味しいチョコレートをかけあわせて
商品化されたのがはじまりで、


“強い企業は未来を予測できる”
その言葉通り、ロッテさんは未来を読み勝ち
コアラの認知と人気の広がりとともに、
コアラのマーチも比例して大人気になったおかげで、
鳥取の片田舎にいる僕の手元にも届き
スイミングスクール生活を
支えてくれていたわけなんですけど...


そんな影響もあって
コアラは自分を癒してくれる特別な存在で
大人になってからも時々やってくる
コアラのマーチ無性に食べたくなるモードに抗えず
仕事の合間のおやつでお世話になっていたんですけど、
(大人になっても安上がりな幸せ...笑)


そんな僕の人生の大半を
ずっと支えてくれていたコアラですが
可愛いコアラのマーチしか見たことがない
多くの日本人の知らないところで、
コアラはすごく大変な思いをして生きていました...


森林火災や伐採などによって
すみかの森が失われていることなどが原因で、
2022年にオーストラリア政府から
絶滅危惧種に指定されていることからも分かる通り、


コアラは哺乳類の中でも
生存能力が相当低かったこともあって、
どんどんすみかを追いやられていきます...
(南米大陸では絶滅しました...悲)


運よく他の大陸と切り離されていていた
オーストラリア大陸でなんとか
生き延びることができたわけなんですけど、
競争が得意じゃないコアラが生き残るために
選んだ食べ物はユーカリでした...


コアラの主食のユーカリには、
猛毒の青酸やタンニンなどが含まれています...
だから他の動物は食べません...


この毒入りの葉っぱが食べられる体になったことで
生存競争になんとか勝ち残ったコアラですが、
栄養も少なく解毒にもエネルギーを費やすため、
一日18時間以上寝るしかなくなってしまいました...


体温も自分でうまく調節できなくて、
木に抱きついて体温調節をしてるそうです...
(もう何から何まで大変...泣)


知らない方が幸せだったということも
生きていればけっこうあると思いますけど、


身の回りの幸せを感じる出来事の
その裏側にぐるっと回ってみると、
そこには思いがけない真実があったりするので、


出来る限り清濁合わせた事実をすべて知り
自分の中で色々と考え続けることが
本当に大切だなぁと改めて思いました...


大変な思いをしながらコアラが生存し続けてくれた
おかげで、コアラのマーチに助けられたことは
紛れもない事実なので感謝を忘れない様にしたいと
思います...
(有難うございます...涙)


最後までお付き合い頂き有難うございました。


週末も皆さんにとって
素敵な時間になりますように!


次回も宜しくお願いします!

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