『タダ病』時代に“お金”と“時間”を使う理由

『タダ病』時代に“お金”と“時間”を使う理由

ご存じの通り今世界の人口は
81億1900万人まで増えていて、


その内、富裕層と呼ばれる方々は
世界の人口の10%の8億1190万人くらいいて、


さらに、その10%の富裕層の方々が
世界の資産の合計金額の75%を
所有しているというのは
広く知られている話だったりしますが、


そうなってくると残りの25%の資産を
今のところ富裕層ではない73億710万人で
分け合う形になると思うんですけど、
(なんか算数の問題みたいに...笑)


めちゃくちゃシンプルにまとめると
なかなかお金関係シビアな状況だよね...
という感じだったりするので、


当然お金がかからず楽しい時間が過ごせたり、
無料で色々な情報や知識が得られたりする、


昔だとテレビだったり今だとSNSが
人気になって利用者が多くなるのは
当然の流れだと思いますが、


そういう無料環境にずっと身を置き続けることで、
何でも無料なのが当たり前の『タダ病』に
知らない内になってしまったりもしていて、


無料で情報も知識も得られて、
一円もお金を払うことなく楽しい時間を
過ごす事ができるSNSがある時代に、


生活者の方々が一体どんな時にお金を使うのか?
そして貴重な時間をどんな事に使うのか...?
(真相に迫る風...笑)


もちろん人によって環境は違うので
一概には言えないとは思いますが
お金を使う理由や瞬間は
大きく4つに絞られると思っていて、


❶応援や繋がり

生活者はお金の使い方に理由を求めています。

アーティストやアイドルの“推し活”の場合も
自身が元気をもらえるという
見返りももちろん大きいですが、

やっぱり自分が応援活動に
参加していることの証明として
お金を使う事の意味は大きいと思います...
(頑張れ&自分が一助になっている喜び)


❷ネタバレの回収作業

生活者はSNSで自分が拠り所にしていたり
信用したり憧れていたりする“ヒト”が
お勧めしてくれた商品にお金を使います...


❸自分では検索/想像出来ない情報との出会い

雑誌や書籍の役割が今これに
なってきていると思います。

期待通り自分の全く知らなかった
新しい情報に出会えることもありますし、
特に何もなく最終ページを
迎えることもあります。

約1000円くらいのガチャです...笑


❹必要なもので、かつ安い商品との出会い

ティッシュなど生活に
絶対に必要な消費財は
指名が無い限り“一番安い”商品が
棚に並ぶ時にお金を使います。


今僕の場合でいうと
❸の約1000円くらいのガチャの場合が
多かったりするのですが、笑


どの場合でも必ずお金を使う瞬間には
理由がありますし、


逆に言うと
理由が見つけられない商品やサービスって
絶対選ばれないんだろうなぁと思うと
結構シビアな環境ではありますけど、


生活者がお金を使うポイントさえ
押さえれば、上手くいきそうな気もします...
(楽観的...笑)


あとはやっぱりお金を使った以上は
“絶対に元を取りたいという気持ち”とか、
お金を使った自分は間違っていないという
気持ちって意外と強かったりするので、


今となってはちょっと古い例えですが、笑
CDのアルバムの中の地味な曲なんかも
お金を払っていない場合だと
その魅力に気づくことなく通り過ぎてしまう所が、


お金を払っている場合だと
「絶対に捨て曲なはずがない」と
何度も繰り返し聞くうちに最終的にはその曲が一番好きに
なってしまうといった事ってあったりするじゃないですか?
(あれっ...共感されないやつ?...笑)


といった感じで
お金がかからなかったり
無料の場合と絶対に違うのは、


お金を使ったからこその
新しい魅力的なものや知識や情報に
出会える体験ってあったりしますし、


結果的には自分の感性や感覚も
磨かれたりして、実はお金を使っている以上に
めちゃくちゃお得という事もあったりするので、


“最高の体験を手に入れるための
お金の使い方”ができるかどうかが
『タダ病』時代に一番大切なことだなぁと
改めて思いました...
(いつも素晴らしい機会を有難うございます...感謝)


最後までお付き合い頂き有難うございました。


週末も皆さんにとって
素敵な時間になりますように!


次回も宜しくお願いします!
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