ダイソンのPRを担当していた頃の話

ダイソンのPRを担当していた頃の話

皆さんにもあの時大変だったけど
忘れられないんだよなぁっていう
仕事ってあると思うんですけど、
(思い出してお酒が飲めるやつ...笑)


僕のPRの仕事の歴史を
振り返った時に絶対に外せないのが
ダイソンのPRの仕事で、


当時ダイソンは
日本上陸を果たして独自文化の日本の中で
屈強な日本家電メーカーと対峙し健闘していたものの、


・海外ブランドということもあり、
 サイズがちょっと大きかったのと、

・変わらない吸引力の機能が
 特徴の製品だったので、当時は
 まだ音が大きかったので、

・コンパクトファーストで
 家と家とが密集しがちな日本の住宅事情に
 あまり向かない感じもありましたし、

・今のような多種多様な商品や
 ブランドがある時代に比べると
 日本の家電メーカーもゴリゴリに強くて、
 家電量販店への影響力も当然強かったので、


掃除機マーケットの中でシェアを拡張していくのが
なかなか大変そうではあったんですけど、


そんな中サイズの課題を払拭すべく
これまでのモデルよりも圧倒的にコンパクトになった
A4サイズの「dyson DC26」というモデルが登場、


この絶好のタイミングに

①吸引力の優位性や他の魅力ポイントを訴求し、

②まだちょっと音は大きめだけどなるべくそこに
 フォーカスが当たらないように①の情報を上手く伝えるために、

PR担当として機会を頂いたのが僕で、

「えっ、そんな大事な局面...
 僕で大丈夫でしたっけ?...動悸」と
若干不安な思いも抱きましたが...汗


ご縁を頂いたからには全力で取り組む
性分でもあったりするので、


とにかくたくさんある魅力的なポイントを
生活者の皆さんに、理解して頂ける形で
どれだけたくさん情報発信していけるかが求められる中で、


全力で「テレビ番組ほぼ毎日露出作戦」を実行し、
各番組のプロデューサーやディレクターさんの下に
“もう逃げ道は無いですよ”“観念してください”と何度も通い続け、
(仕事という名のストーカー...笑)


無事に情報番組やバラエティ番組で
これでもかというくらい、
勇ましい「dyson DC26」の姿と
吸引力をはじめとした魅力的な部分を
取り上げて頂くことができて、


PR担当としては
関係者の皆さん全員に喜んで頂ける
最高の結果を出すことが出来て
本当に良かったなぁと
胸を撫でおろしていたんですけど...安堵
(テレビ番組の皆さま有難うございました...感謝)


そんな自分的歓喜と熱狂の渦に包まれた夜、
受信トレイに一通のメールが...


送り主は
ダイソン社の担当の方と
広告代理店の方からで
送られてきたのは
青とグレーで彩られた
丸い輪っかを円柱状の土台が支えている
dysonのロゴが入った製品...


次に僕を待ち受けていたのは
ジェームズ・ダイソン氏によって
製品化されたばかりの
まだ世界中どこにも情報が出ていなかった
“羽根のない扇風機”
「dyson エアマルチプライヤー」のPRだったのです...
(続きはまたどこかで...笑)


最後までお付き合い頂き有難うございました。


週末も皆さんにとって
素敵な時間になりますように!


次回も宜しくお願いします!
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