マーケティングの世界に
身を置く僕たちにとっては
改めてのおさらい的なトピックスではありますが、
時代背景的に
「フィルターバブル」と「エコーチェンバー」を
ハイブリッドで抑えられているかどうかが
本当に大切になってきていて、
「フィルターバブル」は、
主に検索エンジン上で起こりやすい現象で、
アルゴリズムがネット利用者個人の検索履歴や
クリック履歴を分析し学習することで、
個々のユーザーにとっては望むと望まざるとに関わらず、
見たい情報が優先的に表示され、
利用者の観点に合わない情報からは隔離され、
自身の考え方や価値観のバブル(泡)の中に
孤立するという情報環境を指していて、
一方の「エコーチェンバー」は
主にSNS上で起こりやすい現象で、
自分と似た意見や
思想を持った人々の集まる空間内で
コミュニケーションが繰り返され、
自分の意見や思想が肯定されることによって、
それらが世の中一般においても正しく、
間違いないものであると
信じ込んでしまう現象の事を指しているのですが、
今回の東京都知事選挙でも
後学のためにSNSの状況をチェックしていると
インプレゾンビたちを巻き込みながら
実際に「エコーチェンバー」の様な状況が
起こっていましたし、
そのSNSの状況を踏まえて
検索エンジンで関連情報を検索し続けた人は
間違いなく「フィルターバブル」現象の中に
身を置くことになったわけなんですけど、
世界で10億人のユーザーが利用していて
今日本でも急速に利用者数と利用社数が増えている
ビジネスSNS『LinkedIn』の様子も毎日ウォッチしていますが、
ビジネスエキスパートや
ビジネスインフルエンサーが
例えば #サウナ #麻雀 #担々麺 #野球 などの
趣味嗜好の領域で「エコーチェンバー」的に
集まるコミュニティが増えていて、
SNSでの交流だけに止まらず
リアルイベントも盛んに行われていたり、
「エコーチェンバー」コミュニティに対して
有難いことに企業の皆さんから
協賛を頂く様になってきていたり、
サウナ などは今色々な企業に
サウナ部が誕生したりしている背景もあって
SNSを通じて知り合い各企業のサウナ部が
コラボイベントなどを行うことで、
BtoBのビジネスマッチングやリードの獲得に
繋がっていっているという現象が
目の前で起こっています...
誰しも工数をかけず手っ取り早く
出来る限りマスに向けてプロモーションや
ブランディングを行いたいところですが、
急がば回れじゃないですけど実際には、
「エコーチェンバー」的なコミュニティや
「フィルターバブル」的なグループに対して
的確にアプローチできる設計が
ビジネスとマーケティングの戦略に関わる
プロデューサーやプランナーには
間違いなく求められてくる時代だなぁと
改めて思いました...
(夏バテしそうで大変ですけど頑張りまーす...笑)
最後までお付き合い頂き有難うございました。
今日も素敵な一日になりますように!
次回も宜しくお願いします!